- 2009.04.01 水曜日
- PC・サーバ界隈 > Windows関係
紫戦役6を描いていてもうどうにも2GBメモリでは作業にならなくなってきたので新マシンを構築することにしました。アタリにする下絵を張り込んで拡大縮小ってだけでメモリがなくなって閉じて開いて……とかやってらんないっす。
もちろんメーカー製マシンを吊しで買う金なんかないので半自作という形で行きます。ベースにしたのは最近こればっかり使っているHPのML115。NTT-Xで送料込み11800円ってところなので買い込みました。
ベースマシン
ML115 G5
ML115はメモリ4GB以上積んでPCI-eにグラボを積むとオンボードのビデオと競合するのかまともに動かない、というのは知っていました。が、デバイス13を無効にすれば動くことがあるとかでまあやってみるさ、と思って買ったのが次のパーツ類。
メモリ
UMAX DDR2-800 2GBx4
グラボ
LeadTek PX9600 GT 512MB
HDD
HITACHI HDT721010SLA360 (1TB S-ATA)
OS
Microsoft Windows Vista Home Premium 64bit
組み込んでブート。8GBはBIOSでは何の問題もなく認識。で、Vistaのインストーラーを入れると
フリーズしました。
もちろんメーカー製マシンを吊しで買う金なんかないので半自作という形で行きます。ベースにしたのは最近こればっかり使っているHPのML115。NTT-Xで送料込み11800円ってところなので買い込みました。
ベースマシン
ML115 G5
ML115はメモリ4GB以上積んでPCI-eにグラボを積むとオンボードのビデオと競合するのかまともに動かない、というのは知っていました。が、デバイス13を無効にすれば動くことがあるとかでまあやってみるさ、と思って買ったのが次のパーツ類。
メモリ
UMAX DDR2-800 2GBx4
グラボ
LeadTek PX9600 GT 512MB
HDD
HITACHI HDT721010SLA360 (1TB S-ATA)
OS
Microsoft Windows Vista Home Premium 64bit
組み込んでブート。8GBはBIOSでは何の問題もなく認識。で、Vistaのインストーラーを入れると
フリーズしました。
メモリを2GBにしてみるとなんということもなく起動、インストール終了。それでまたメモリを8GBにすると
フリーズ
OSを呼び出しにいくところで固まりますね。とりあえず2GBでブートして、デバイス13を無効にしてみました。
デバイスマネージャから「PCI 標準 PCI-to-PCI ブリッジ」を開いてみて、デバイス13となっているものを無効にしておきます。どうやらこれがオンボードのビデオのようです。「VistaだとPCI Express標準のルートポート」という記述もありましたが、Home Premiumの64bitでは前者の表記でした。
しかしこれでもダメ。ACPIの設定をいじるといいという記述もあったのでやってみますが、ダメ。
一度全ての「PCI 標準 PCI-to-PCI ブリッジ」を無効にしてみて一つ一つ有効にして……というのもやりましたがダメ。
メモリスロットの1、2番を1GBにして計6GBというのもやってみました。ダメ。
ウチには他にもPCI-eのカードが2枚あったので(G-Force8600とRADEON X1600)差し替えてみましたが、どちらもダメ。
結局諦めました。Wikiで動作報告の上がっていたSapphire RADEON HD4650 512MBを購入することにします。今のPX9600はゲームマシンに積めばいいやー。今の8600でも特にパワー不足は感じないけれど、性能がいいのにこしたことはあるまいて。
で、Sapphire RADEON HD4650 512MBを買ってきて取り付けました。デバイス13は無効にしてあるのでいきなり8GB積んでブート。動かない。
BIOSを元に戻していたのでこれを設定し直します。前述のようにACPIを設定して、Advanced→Video Card Support をEnabledからDisabledに変更。ブート。ダメ。
Advanced→Video Card Support をEnabledに戻す。
あ、ブートした!
よしよし動いた動いた、と思って小さいモニタを一つだけつけていたセットアップ用の仮環境から実際に使用しているモニタにつないでデュアルディスプレイにして電源ポチ。コールドブートなのでBIOS画面で一回ctrl+alt+delete。んでもってフリーズ。
二枚つないでいるのが悪いのかとアナログ一枚にしてみるが、ダメ。
何回かやってみて、BIOSの「F10押したらBIOS設定画面いくよー」とか言ってるところでリブートするとうまくいく……ような。たまたまそこで起動しただけかもしれませんが、もう動いたならそれでいいやと追試はしていません。とにかくブート。
RADEONのドライバを入れて、DVIの方もつないでリブート。今度は何の問題もなく起動。クローンになっていたので拡張デスクトップにして、完了です。
結局グラボが一枚余計でしたが、あとでWikiをよく読むとちゃんとPX9600は4GBでは起動しないって書いてありましたわ。買いに行く前に確かめるべきだった。RADEONも4670だとだめだとかなんかよくわかりませんが、少なくともML115にSapphire RADEON HD4650 512MBでメモリ8GB、Vista Home Premium 64bitは動作します。ちと起動時にテクニック(?)がいるみたいですが、うちみたいに一度起動させたらまず電源を落とすことはない、みたいな使い方であればまあ見逃せるかなー。
グラボを変えてダメならマザーを取り替えるしかないかー、でも面倒だなぁとか思っていたのですが、今のところ問題なく動いています。一度動けばコールドブートさえしないようにすれば快適ですね。Photoshop CS3もインストールできたしSAIも動いているしタブレットドライバも動いてるし問題なさそうです。
そうそう、前のマシンだと原稿(A3サイズ)を開くとあっという間にメモリ負荷98%とかなってたわけですが、今回は30%程度。素晴らしい!今度出るintuos4を買いたいしでお金はかかりましたが、快適なマシンになりました。……苦労しましたけど。
で最終的にいくらかかったかというと、ベースで12000円程度、パーツ類で6万程度。グラボの12000円が本来はいらなかったということで、6万円でメモリ8GB、HDD 1TB、CPUはシングルコアとは言えまあそこそこのもの、グラフィックはエントリークラスだけど2Dなら十分すぎる性能というマシンが出来上がったと言うことになります。単体の値段で一番高いのはOSでした。まったく……。
なおオーディオですが、HD4650はHDMIで音声出力が出来るようです。ただしこのマシンでは音声の必要性がないので特に出力機器はつないでいません。
その後、Macからネットワーク接続しようとするとログインに失敗するという現象が発生。ググッた結果、レジストリをいじる事で接続できるようになりました。LmCompatibilityLevelは2でいいようです。なお、接続する時にウインドウの右上にある「別名で接続」ボタンを押して、vistaのIDとPWで入らないといけないようです。
まあ覚え書きとしてはこんなところかな?
フリーズ
OSを呼び出しにいくところで固まりますね。とりあえず2GBでブートして、デバイス13を無効にしてみました。
デバイスマネージャから「PCI 標準 PCI-to-PCI ブリッジ」を開いてみて、デバイス13となっているものを無効にしておきます。どうやらこれがオンボードのビデオのようです。「VistaだとPCI Express標準のルートポート」という記述もありましたが、Home Premiumの64bitでは前者の表記でした。
しかしこれでもダメ。ACPIの設定をいじるといいという記述もあったのでやってみますが、ダメ。
一度全ての「PCI 標準 PCI-to-PCI ブリッジ」を無効にしてみて一つ一つ有効にして……というのもやりましたがダメ。
メモリスロットの1、2番を1GBにして計6GBというのもやってみました。ダメ。
ウチには他にもPCI-eのカードが2枚あったので(G-Force8600とRADEON X1600)差し替えてみましたが、どちらもダメ。
結局諦めました。Wikiで動作報告の上がっていたSapphire RADEON HD4650 512MBを購入することにします。今のPX9600はゲームマシンに積めばいいやー。今の8600でも特にパワー不足は感じないけれど、性能がいいのにこしたことはあるまいて。
で、Sapphire RADEON HD4650 512MBを買ってきて取り付けました。デバイス13は無効にしてあるのでいきなり8GB積んでブート。動かない。
BIOSを元に戻していたのでこれを設定し直します。前述のようにACPIを設定して、Advanced→Video Card Support をEnabledからDisabledに変更。ブート。ダメ。
Advanced→Video Card Support をEnabledに戻す。
あ、ブートした!
よしよし動いた動いた、と思って小さいモニタを一つだけつけていたセットアップ用の仮環境から実際に使用しているモニタにつないでデュアルディスプレイにして電源ポチ。コールドブートなのでBIOS画面で一回ctrl+alt+delete。んでもってフリーズ。
二枚つないでいるのが悪いのかとアナログ一枚にしてみるが、ダメ。
何回かやってみて、BIOSの「F10押したらBIOS設定画面いくよー」とか言ってるところでリブートするとうまくいく……ような。たまたまそこで起動しただけかもしれませんが、もう動いたならそれでいいやと追試はしていません。とにかくブート。
RADEONのドライバを入れて、DVIの方もつないでリブート。今度は何の問題もなく起動。クローンになっていたので拡張デスクトップにして、完了です。
結局グラボが一枚余計でしたが、あとでWikiをよく読むとちゃんとPX9600は4GBでは起動しないって書いてありましたわ。買いに行く前に確かめるべきだった。RADEONも4670だとだめだとかなんかよくわかりませんが、少なくともML115にSapphire RADEON HD4650 512MBでメモリ8GB、Vista Home Premium 64bitは動作します。ちと起動時にテクニック(?)がいるみたいですが、うちみたいに一度起動させたらまず電源を落とすことはない、みたいな使い方であればまあ見逃せるかなー。
グラボを変えてダメならマザーを取り替えるしかないかー、でも面倒だなぁとか思っていたのですが、今のところ問題なく動いています。一度動けばコールドブートさえしないようにすれば快適ですね。Photoshop CS3もインストールできたしSAIも動いているしタブレットドライバも動いてるし問題なさそうです。
そうそう、前のマシンだと原稿(A3サイズ)を開くとあっという間にメモリ負荷98%とかなってたわけですが、今回は30%程度。素晴らしい!今度出るintuos4を買いたいしでお金はかかりましたが、快適なマシンになりました。……苦労しましたけど。
で最終的にいくらかかったかというと、ベースで12000円程度、パーツ類で6万程度。グラボの12000円が本来はいらなかったということで、6万円でメモリ8GB、HDD 1TB、CPUはシングルコアとは言えまあそこそこのもの、グラフィックはエントリークラスだけど2Dなら十分すぎる性能というマシンが出来上がったと言うことになります。単体の値段で一番高いのはOSでした。まったく……。
なおオーディオですが、HD4650はHDMIで音声出力が出来るようです。ただしこのマシンでは音声の必要性がないので特に出力機器はつないでいません。
その後、Macからネットワーク接続しようとするとログインに失敗するという現象が発生。ググッた結果、レジストリをいじる事で接続できるようになりました。LmCompatibilityLevelは2でいいようです。なお、接続する時にウインドウの右上にある「別名で接続」ボタンを押して、vistaのIDとPWで入らないといけないようです。
まあ覚え書きとしてはこんなところかな?
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