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文学少女、読み始めました

海のんから借りた文学少女を読み始めました。

うむ、面白いわこれ。過去の名作にそったストーリー展開、幾重にも重なった謎、魅力的なキャラクター。確かに話題になるだけのことはある。ずっと読んでいたくなる作品ですね。

それにしてもまあエキセントリックでかつ傷だらけの登場人物ばかりだこと。それでも読んでいてきつくならずむしろどこか透明感のある話というのは素晴らしいです。

あと海堂尊さんの『螺鈿迷宮』も読みました。ダメ医学生の視点で火食い鳥・氷姫ペアの活躍を描く形になるんですねー。巌雄爺さんが凄い……!あの白鳥さんが負けてますよ。こんな凄い人間がいたらまたはちさんなんてあっという間に手玉に取られます。

それと鷹見一幸さんの『ご主人様は山猫姫』も読みました。ほとんどタイトル買いでしたが大当たり。山猫姫がなつくの早いんじゃね?とか思いましたが考えてみればこの姫はとても素直で正直なので相手がそれに値するとなれば好意を持つのはすぐなのですな。そして大帝国と周辺部族の関係もちゃんと書いていてその面でも面白い。さすがだなあ。

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