- 2007.03.06 火曜日
- オタク界隈 > 漫画関係
最近はまっているマンガ、『もやしもん』とはこんな話です。あ、ある程度ネタバレですよ。まあコミックスになってる部分だけしかまたはちさんは読んでないので問題はないと思いますが。
主人公は肉眼で菌類が見えるという大学生、直保。背が低い事を気にしていてノリがいいけど今のところは菌が見えるという以外にはあまり特技がありません。流されやすく押しに弱い性格ですね。だんだん葉月に好意をもってきているように見えますが、「あたし、オヤジ好きだから」という一言で落ち込んだりしています。
親友の蛍は女みたいな顔を気にしている直保の幼なじみ。酒蔵の息子で、日本酒が大好きです。途中でやりたい事を見つけて休学し、行方不明になるのですが、しばらく後でまあなんというか衝撃的な再登場をします。
葉月は直保の同級生でなぜか彼らと一緒にいる事になってしまった女の子。直保と仲が良くていつも一緒にいるのですが、本人曰くオヤジ好きで、直保を男としては見ていない模様。けれどまあ悪い雰囲気ではないのですよねー。
薫(♂)は先輩で大の酒好き。知識と行動力はたいしたもので、口噛みの酒を作るほどです。ただし変人で人騒がせな男でもあります。後輩におごるためにバイトをしようとしたり、一時的に菌が見えなくなった直保をかばったりと良いところもたくさんありますが。
拓馬は薫とともに騒動を起こす常連で、虫が大好き。デブで冴えない外見ですが実は帰国子女で三カ国語をしゃべります。虫の知識は相当なもの。
遙はゼミ生でいつもボンテージファッションに身を包み、見かけ通りのS気質。実はいいところのお嬢様ですが、大学を出たら意に染まぬ結婚をせねばならないので博士課程にいます。しかしそれだけが理由ではなく、かなり野心家でもある模様。
葵はミス農大ですが、かなりワイルドな人です。発酵食品を集める世界旅行に遙とともに出掛け、大陸の途中で置いて行かれても単身帰国するほどの行動力があります。でも先輩の中では常識のあるほう……か?
そして彼らのボスが樹教授。かなりの高齢で見た感じはちょっと怪しい小さな爺さんなのですが業界の重鎮で、黒塗りの車と怖いお兄さん達に送り迎えをさせるほどの実力者です。遙ですらこの爺さんに諭されるとぐうの音も出ません。菌に異常なほどの愛情と熱情を注ぐ非常に優秀な学者でもありますが、くせ者揃いの学生たちよりもはるかにヤバい人でもあります。
そんな個性的な彼らが在学しているのが某農大。彼らはそこでちょいと普通とは違うキャンパスライフを送りつつ、それでも毎日逞しくそして楽しく、たまに苦悩して過ごしています。
この作品が凄いのはやはり菌類を真正面から扱っている事でしょう。我々の周りにはそれこそ数え切れないほどの菌がいるわけですが、このマンガはそれらの菌を巧みに解説しつつ、ユーモラスにそして魅力的に描いています。真の主人公はこの菌類なのです。
直保は本来なら顕微鏡でしか見えない彼らを見る事ができ、さらには話す事まで出来ます。その能力があることで、菌類が一種、擬人化できているわけです。この設定の素晴らしさは驚くばかりで、これによって眼には見えず人によっては嫌悪感を抱くであろう菌類がものすごく魅力的に見えてくるわけです。
単に奇をてらった作品でないことはこの作品が近畿大学工学部で「教科書」として採用されていることでもわかります。それほど本格的な菌マンガであるわけです。
Wikipediaの解説
なんかこの作品を読んでから菌が好きになってしまいました。かもされてしまったと言うべきでしょうか。
親友の蛍は女みたいな顔を気にしている直保の幼なじみ。酒蔵の息子で、日本酒が大好きです。途中でやりたい事を見つけて休学し、行方不明になるのですが、しばらく後でまあなんというか衝撃的な再登場をします。
葉月は直保の同級生でなぜか彼らと一緒にいる事になってしまった女の子。直保と仲が良くていつも一緒にいるのですが、本人曰くオヤジ好きで、直保を男としては見ていない模様。けれどまあ悪い雰囲気ではないのですよねー。
薫(♂)は先輩で大の酒好き。知識と行動力はたいしたもので、口噛みの酒を作るほどです。ただし変人で人騒がせな男でもあります。後輩におごるためにバイトをしようとしたり、一時的に菌が見えなくなった直保をかばったりと良いところもたくさんありますが。
拓馬は薫とともに騒動を起こす常連で、虫が大好き。デブで冴えない外見ですが実は帰国子女で三カ国語をしゃべります。虫の知識は相当なもの。
遙はゼミ生でいつもボンテージファッションに身を包み、見かけ通りのS気質。実はいいところのお嬢様ですが、大学を出たら意に染まぬ結婚をせねばならないので博士課程にいます。しかしそれだけが理由ではなく、かなり野心家でもある模様。
葵はミス農大ですが、かなりワイルドな人です。発酵食品を集める世界旅行に遙とともに出掛け、大陸の途中で置いて行かれても単身帰国するほどの行動力があります。でも先輩の中では常識のあるほう……か?
そして彼らのボスが樹教授。かなりの高齢で見た感じはちょっと怪しい小さな爺さんなのですが業界の重鎮で、黒塗りの車と怖いお兄さん達に送り迎えをさせるほどの実力者です。遙ですらこの爺さんに諭されるとぐうの音も出ません。菌に異常なほどの愛情と熱情を注ぐ非常に優秀な学者でもありますが、くせ者揃いの学生たちよりもはるかにヤバい人でもあります。
そんな個性的な彼らが在学しているのが某農大。彼らはそこでちょいと普通とは違うキャンパスライフを送りつつ、それでも毎日逞しくそして楽しく、たまに苦悩して過ごしています。
この作品が凄いのはやはり菌類を真正面から扱っている事でしょう。我々の周りにはそれこそ数え切れないほどの菌がいるわけですが、このマンガはそれらの菌を巧みに解説しつつ、ユーモラスにそして魅力的に描いています。真の主人公はこの菌類なのです。
直保は本来なら顕微鏡でしか見えない彼らを見る事ができ、さらには話す事まで出来ます。その能力があることで、菌類が一種、擬人化できているわけです。この設定の素晴らしさは驚くばかりで、これによって眼には見えず人によっては嫌悪感を抱くであろう菌類がものすごく魅力的に見えてくるわけです。
単に奇をてらった作品でないことはこの作品が近畿大学工学部で「教科書」として採用されていることでもわかります。それほど本格的な菌マンガであるわけです。
Wikipediaの解説
なんかこの作品を読んでから菌が好きになってしまいました。かもされてしまったと言うべきでしょうか。
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