- 2010.01.27 水曜日
- オタク界隈 > アニメ関係
友人と映画を観に行ってきました。
魔法少女リリカルなのは The Movie 1stとFate/Stay night - UNLIMITED BLADE WORKSです。なのはの方は初日に行ったら凄い列が出来ていて、「今日はもう観る事はできません」と言われてしまったのでリベンジ。Fateの方は友人が「出来がアレらしいので話の種に」という事で。
感想ですが。
魔法少女リリカルなのは The Movie 1stとFate/Stay night - UNLIMITED BLADE WORKSです。なのはの方は初日に行ったら凄い列が出来ていて、「今日はもう観る事はできません」と言われてしまったのでリベンジ。Fateの方は友人が「出来がアレらしいので話の種に」という事で。
感想ですが。
なのはは素晴らしかった!無印の1クールを見事にまとめ、余分なところはカットして盛り上がるシーンは重点的に描き込み、かつ戦闘シーンは大迫力、フェイトとなのはのラブラブちゅっちゅなところはさらにパワーアップ、それでいて泣かせるところはしっかり泣かせるというお手本のような映画でした。
難点を言えばやや作画が粗く、劇場版と言うには少し物足りないところがあったところですが、水準はちゃんとクリアしていたように思います。ハルヒとか化物語、レールガンがレベルが高すぎるのかな。
正直どこがカットされたのかな、と不思議に思うような出来でした。2時間でこれだけ充実感のある作品になっているのであればテレビアニメ版はかなり余分なところがあったという事か?初期のやや迷走していた数話はともかく、後半は余分なところはなかったように記憶していたのですが……まあつまり映画版の出来は相当良かったということですね。
あとどうみてもなのははフェイトにラブです。一目惚れと言ってもいいでしょう。A'sやStrikersではなのはの方が旦那さんですが、初代ではフェイトの方が旦那さんですね。なのはは凛々しいフェイトに惚れて追いかける側。
それとなのはって英語がわかるんですね。わたしゃ聞いていても半分も理解できませんでした。情けなや。まあテレパシーみたいなもんでレイジングハートが英語で話していても意味が通じてるという解釈もありか。
とにかく素晴らしかった、という評価です。平日である今日も開場一時間以上前について35番という券をもらうくらいに人が並んでいますが、苦労してでも観る価値のある映画だと思います。
そしてFate/Stay night。
またはちさんの一番好きなシナリオであるUnlimited Blade Worksです。凛様、愛してます。あのシナリオは何度やった事かわかりませんが、肝心の映画の出来は……
いや酷かった。
ここまで酷いのは久しぶりですわ。一見さん完全お断りの説明なし、伏線は張りっぱなしの放りっぱなし、なんの脈絡も説明もなくシーンが切り替わり、全年齢という事でエロはともかく戦闘シーンも迫力不足。シナリオ中のイベントの山場を動かしてみました、という程度の切り出し切り出しのアニメ化でした。
まず冒頭のランサーとの邂逅、凛に助けられセイバーが現れ言峰の教会に行くあたりでもう目が点に。なんか各シーンをパラパラ出しただけで原作をやりこんでるから何のシーンかわかるけどこりゃ初めて観たら何の事かわからない事確定です。
その後もそれぞれのエピソードの山場だけ短く動かしているだけで事前説明も事後説明も何もなし。あれ?いつの間にか学校にいる、とかライダー死んでる、とか。それにいつの間にか投影が使えるようになってるんだけどもちろん何のエピソードもなし。凛との関係が当座の同盟からいつしか信頼し合うパートナー、そして好意を寄せ合うものに変わっていく過程もすっとばし。いきなり「アイツの事が愛しいと思う」とか言ってます。んーと、なんかあったっけ、君たち。
原作の深みとかなんとかを全部すっ飛ばして見栄えのするシーンだけ集めてるだけなんで、たまに出てくるカッコイイ台詞が厨二病全開の痛い台詞にしか見えず、謎もなにもかも投げっぱなし。八人目サーヴァントがいるのは何故?とか聖杯って何?とかもうわちゃくちゃです。アーチャーがエミヤっていうところも説明台詞で済ましてしまってインパクトもなんもなし。原作の意外性とか何処に行っちゃったんだろう。
頑張っていいところを探してみると、ああ、凛ちゃん可愛かった。なかなか作画は頑張っていたと思います。まあストーリーがぶつ切りで感情移入も何もなかったので「うまいなあ」で終わってますが。あとランサーが格好良かったかな。士郎の苦悩とか歪みはなんのことやら、という感じです。妙に凛ちゃんがテンション高く責め立ててましたが事前の積み重ねをすっ飛ばしているのでこれまた何のことやら……。
またはちさんは早起きした事もあって眠気と戦うのに必死でした。観ながら「あーこれに金払うくらいなら漫画買った方が良かったなあ」とも思ってました。うん、これはないわ。事前に酷い出来と聞いていて「いやいやUBWを愛する俺ならいいところを見つけられるはず」と思っていたのですが無理でした。これから観に行こうかと考えている人、思い直す事をオススメします。なのはを観に行きましょう。
今回の映画鑑賞はこんな感じでございました。
難点を言えばやや作画が粗く、劇場版と言うには少し物足りないところがあったところですが、水準はちゃんとクリアしていたように思います。ハルヒとか化物語、レールガンがレベルが高すぎるのかな。
正直どこがカットされたのかな、と不思議に思うような出来でした。2時間でこれだけ充実感のある作品になっているのであればテレビアニメ版はかなり余分なところがあったという事か?初期のやや迷走していた数話はともかく、後半は余分なところはなかったように記憶していたのですが……まあつまり映画版の出来は相当良かったということですね。
あとどうみてもなのははフェイトにラブです。一目惚れと言ってもいいでしょう。A'sやStrikersではなのはの方が旦那さんですが、初代ではフェイトの方が旦那さんですね。なのはは凛々しいフェイトに惚れて追いかける側。
それとなのはって英語がわかるんですね。わたしゃ聞いていても半分も理解できませんでした。情けなや。まあテレパシーみたいなもんでレイジングハートが英語で話していても意味が通じてるという解釈もありか。
とにかく素晴らしかった、という評価です。平日である今日も開場一時間以上前について35番という券をもらうくらいに人が並んでいますが、苦労してでも観る価値のある映画だと思います。
そしてFate/Stay night。
またはちさんの一番好きなシナリオであるUnlimited Blade Worksです。凛様、愛してます。あのシナリオは何度やった事かわかりませんが、肝心の映画の出来は……
いや酷かった。
ここまで酷いのは久しぶりですわ。一見さん完全お断りの説明なし、伏線は張りっぱなしの放りっぱなし、なんの脈絡も説明もなくシーンが切り替わり、全年齢という事でエロはともかく戦闘シーンも迫力不足。シナリオ中のイベントの山場を動かしてみました、という程度の切り出し切り出しのアニメ化でした。
まず冒頭のランサーとの邂逅、凛に助けられセイバーが現れ言峰の教会に行くあたりでもう目が点に。なんか各シーンをパラパラ出しただけで原作をやりこんでるから何のシーンかわかるけどこりゃ初めて観たら何の事かわからない事確定です。
その後もそれぞれのエピソードの山場だけ短く動かしているだけで事前説明も事後説明も何もなし。あれ?いつの間にか学校にいる、とかライダー死んでる、とか。それにいつの間にか投影が使えるようになってるんだけどもちろん何のエピソードもなし。凛との関係が当座の同盟からいつしか信頼し合うパートナー、そして好意を寄せ合うものに変わっていく過程もすっとばし。いきなり「アイツの事が愛しいと思う」とか言ってます。んーと、なんかあったっけ、君たち。
原作の深みとかなんとかを全部すっ飛ばして見栄えのするシーンだけ集めてるだけなんで、たまに出てくるカッコイイ台詞が厨二病全開の痛い台詞にしか見えず、謎もなにもかも投げっぱなし。八人目サーヴァントがいるのは何故?とか聖杯って何?とかもうわちゃくちゃです。アーチャーがエミヤっていうところも説明台詞で済ましてしまってインパクトもなんもなし。原作の意外性とか何処に行っちゃったんだろう。
頑張っていいところを探してみると、ああ、凛ちゃん可愛かった。なかなか作画は頑張っていたと思います。まあストーリーがぶつ切りで感情移入も何もなかったので「うまいなあ」で終わってますが。あとランサーが格好良かったかな。士郎の苦悩とか歪みはなんのことやら、という感じです。妙に凛ちゃんがテンション高く責め立ててましたが事前の積み重ねをすっ飛ばしているのでこれまた何のことやら……。
またはちさんは早起きした事もあって眠気と戦うのに必死でした。観ながら「あーこれに金払うくらいなら漫画買った方が良かったなあ」とも思ってました。うん、これはないわ。事前に酷い出来と聞いていて「いやいやUBWを愛する俺ならいいところを見つけられるはず」と思っていたのですが無理でした。これから観に行こうかと考えている人、思い直す事をオススメします。なのはを観に行きましょう。
今回の映画鑑賞はこんな感じでございました。
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