いやー参った……

急にサーバが逝くので。

というわけで何の前触れもなくサーバが死にました。リブートが勝手にかかって再起動中にこけるという状況です。ハードディスクのトラブルかと思っていたらどうもBIOSからは普通に見えてる……とかやっているとやがてグラフィックカードのBIOSすら出なくなりました。こりゃマザボがいかれたか？

しかし考えてみるともう三年だか四年だか24時間稼働してくれた素晴らしい機体です。よく頑張ってくれたと思いこそすれ、壊れやがってこのポンコツ、などとは思いもしません。とりあえず原因究明は置いておいてサーバを新設することを目指します。

このサーバはwebサーバでありメールサーバでありDNSサーバでもあるので、これがないとまたはちさんは外にも出て行けず、メールも受け取れず、掲示板も使えなくなります。とにかく最低限の復旧を早急に行わなくてはなりません。

幸い実験機として半分放置されていたML115があります。メモリは512MBですがまあいいでしょう。これに80GBのSATA HDDを積んでさっそくCentOS5をインストールします。

データのバックアップは毎朝取っているので少なくとも本日の朝までの状態には戻ります。バックアップディレクトリから必要ファイルを取ってきて解凍しておきます。実際に使うデータはサーバ上で解凍しないとユーザ権限などで面倒なことになりますが、ローカルでも解凍しておくと設定ファイルの中身などをちょいちょいといじる時に便利です。

今回はいつもと違ってGNOMEありでインストールしてみました。たまにはいいでしょう。どうせほとんどの作業はSSH経由で行うのですから意味はないっちゃないんですけど。あといつもなら最小限のインストールで起動して一つ一つyumとかソースから入れていくのですが、今回はほとんど初期状態で必要なソフトをインストールするようにしています。うまくいくかな？

基礎セットアップを終わらせ、homeディレクトリを復旧し、各種confを書き直し、メールサーバを設定し、MySQLのデータを書き戻します。apacheやphpも設定して、まあ全部が順調にいったわけではないですがだいたいの復旧は終了しました。時間的には4、5時間というところかな？マシンのチェックや再構築まで入れての時間ですから悪くはないですね。

ただしいくつか文字化けや正常に表示できないサイトが残っています。以前はPHP4とMySQL4.1でどちらもソースインストール、今回はPHP5とMySQL5でyumによるインストールとそもそも基礎環境が違いすぎるのでこれは一つ一つ潰していくしかないでしょう。

あと問題なのがファイルサーバとしての役割。今までは300GBのHDDを3連装してこれを一つのボリュームにまとめ、約1TBのHDDとして運用してきましたが、いずれもPATAなんですよね。しかしML115にはPATAのチャネルは1つしかありません。Master、Slaveを使っても2つしか使えないと言うことです。SATAのポートは4つあるのですが、大容量のSATA HDDは別の用途に使っています。

結局1TB程度のSATA HDDを購入するのが一番なのですが、お金がない……。秋葉原なら1TBのHDDが1万割れしているという話ですが、福岡だとどうだろうなぁ。とりあえず今日見に行ってみようと思います。