『クライム・バスターズ』読了

本日は仕事から帰ってきたのが23時過ぎでした……。

さすがにこれから同人誌データベースの作成をする気力はないので、バーボンを飲みつつ『クライム・バスターズ』の残りを読みます。

『犬』シリーズとは違い、テリー・マニオンを主人公としたこのシリーズはヒロイン……というか出てくる女性がけっこうアダルトです。一番若いJJの彼女でも20代中盤。なんでも若い女しか彼女にしないJJは精神的に未熟なんだそうです。大人の男は30代以上、場合によっては50代の女性にもたまらない魅力を感じなくてはならないようですよ？またはちさんには絶対に無理ですね。

とはいえディック・ロクティがそう思っているわけでもなさそう。なにしろ『犬』シリーズのヒロイン、セレンディピティ・ダールクィストは10代……しかも14歳ですから。

で、作品はたいへん面白かったです。ただ、テリーは頭はいいし見かけも格好いい男ですが、やはりブラッドワースの渋さはありませんねー。『犬』シリーズはなにがいいって強くて頭が切れてしかも中年の渋さを持つブラッドワースが、14歳の女の子にふりまわされ、しかもお互いに少し友情以上の感情を持ち合っているというところが魅力的です。この二人はうまく行くといいのにね。