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『遙かに仰ぎ、麗しの』 栖香 二周目

今日も今日とて『遙かに仰ぎ、麗しの』をしています。

本校系は二周したので、今度は分校系です。外見ではトップと言ってもよい栖香さんが大活躍しています。
「家」というものに対するこだわりではみやびと栖香がその二大巨頭です。みやびはすでに日本最強の企業体である風祭家、栖香は没落し滅びかけている仁礼家ですが、どちらもその名前に恥じない人間になりたい、そして家族の中に居場所を作りたいという強い願いは共通しています。

殿子は名家から逃げ出したい人ですし、梓乃や美綺はすでに自分の居場所がありますからそれほど強い執着はありません。邑奈は傍流とはいえすでに燕玲と組んで実質的に陽道を動かしていますからかなり立場が違います。

みやび、栖香ともに家から捨てられ(栖香の場合は誤解ですが)、政略結婚の駒にされることになります。みやびも栖香も駒にされることには抵抗があるものの、自分が駒になることで家の役に立つこともわかっていて、司との狭間で悩むことになります。

みやびは風祭よりも司を選んでいますが、栖香は家を選ぼうとするところが両者の違いです。とはいえみやびには兄と姉がいて、自分が駒にならなくても風祭には重大な損失にならないのに、栖香は自分が駒にならないと仁礼家が滅びるというかなり大きな条件の差がありますので、両者を単純に比較することは出来ません。栖香としては究極の二択というところです。

そのあたりの葛藤がこのストーリーの見所ですが、やはり栖香の一人称が少なめというあたりが惜しい。美綺よりも嘘が下手で感情を隠蔽するのが苦手な栖香なので本音を言う場面が多く、その欠点はやや緩和されてはいますが、それでもモノローグがあればもう一段話が深くなったのにとは思います。

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