アガレスト戦記をしています

年末に買ってからしばらく放置していたアガレスト戦記ですが、再開しました。

タクティカルRPGの類で、エロゲかと思われるほどの絵柄も相まって聖魔大戦みたいな感じです。ただし戦闘はちとシビアで、それなりに考えないと厳しい展開になります。

キャラ同士で連携を取るエクステンドシステムを上手く使うことが肝心ですが、最初はなかなか難しかったですね。それに戦闘中に移動が発生してエクステンドエリアから外れることもありますし、よく計算しないとせっかく後ろに配置していた防御力の低いキャラが前に出てしまい、タコ殴りにされることがあります。

敵の移動パターンもなかなかいやらしく、HPの下がったキャラを狙い打ちにしてくるんですよね……。確かに正しい戦術ですが、厳しい。このゲームはHPが0になると戦闘不能になり、街の回復所で復活させなくてはなりませんが、結構金がかかるのです。戦闘で得られる金は少ないし、少なくとも序盤ではろくに武器のパワーアップも出来ませんな。

まあ単なる作業ゲーは困るので、これはこれで良し。思えば聖魔大戦も結構考えてプレイしたものでした。

物語として面白いのかどうかはまだわかりません。世代を超えて物語が展開するという壮大な話のようですが、なにしろまたはちさんはまだ第一世代の序盤も序盤。ヒロインも一人しか出てきていませんよ。

キャラですが、主人公が青いようでいながら、実戦経験豊富な青年士官であり時々シビアな意見を言うという、理想主義なんだか現実派なんだかよくわからない性格です。しかしい考えてみれば良心を持った優秀な青年士官というのはそういうものかもしれませんね。現実には綺麗事では生きていけないが、出来ればそういう世界にしたいという理想を持つというのはわからなくもありません。少なくとも今のところ「こいつ嫌い」という事はないです。

これは結構重要なことで、主人公が嫌いな奴だとやる気がなくなりますからねー。クセがある性格なのはいいんですよ。問題はバカじゃだめってことです。昔良くあった少年誌の主人公のように何も考えてない、猪突猛進、自己中心的という性格はまたはちさんには耐えきれません。特にそれが優秀とされる軍人であればなおさらです。

軍人といえば脳みそ筋肉とか思っている人もいるかもしれませんが、実際にはそんな馬鹿はすぐに死にます。戦場は勢いとやる気だけで生き残れるほど甘くありませんから。したがって優秀な軍人、特に将軍とまで言われる地位についたレオは相当頭が切れ、腕も立ち、人望もあるということになります。それに見合った描写がされていないと物語はどうしようもなく陳腐になります。

今のところはアガレスト戦記は一応合格点。今後どうなるかはしりません(ネットでの情報は見ないことにしてますので)が、プレイは続けていこうと思います。