タイムマシーンがついに実現

HDDを一つ新規購入し、MacPROに増設しました。これにより、ついにTime Machineが働くようになりました。
増設したHDDはseagateの500GB。福岡のビックカメラではHITACHIも扱っていますが、どちらにしても12000円から13000円程度になっています。HITACHIの新プラッタも試してみたいかなとも思いましたが、新しいものはトラブルが起こる可能性も多少高いですし、今回はバックアップ用なので安い方でいいやと割り切りました。

MacPROのHDD取り付けはとても簡単です。

まずHDD取り付けレールを抜き出し、これにHDDをねじ止めします。ねじは完全に抜けることはないようになっており、なくす心配はありません。ねじ頭の大きさに対してねじ穴が小さいことを見落としていて大きなドライバを持ち出したので、ちょっとねじ穴をなめそうになりましたが。

これをそのまま元の場所に差し込みます。「ククッ」という感じで入りますので最後までちゃんと入れておきます。

これだけで取り付けは完了。SATAケーブルを取り回す必要もなく、電源ケーブルが足りないということもありません。なんて便利。こういうお仕着せマシンばかりでもどうかとは思いますが、楽のなは確かです。それに細かいところにちゃんとお金をかけているのがわかって嬉しいですね。

で、MacPROの電源を入れるとさっそくこんなメッセージ。

「初期化」をクリックします。ディスクユーティリティが立ち上がりますので、今回増設したHDDを選択します。

で、新規パーテーションを作成します。フォーマットはMac拡張(ジャーナリング)で。特にパーテーションは分割せず、1パーテーションにしておきます。

フォーマットは数分で終了しました。あっさりと認識されているのでTimeMachineを起動し、対象となるHDDとして今回増設したHDDを指定します。これですべてOK。さっそくバックアップが開始されます。


それにしてもTimeMachine、凄いですなあ。過去の状態に戻ることが出来るというのはこんなに便利なものか……。そりゃフツーにバックアップを取っても過去の状態を再現は出来ますが、それは過去の環境を再構築することであり、こんなふうに「過去に戻る」のとは違うんですよね。まだ改良の余地はたくさんあるでしょうが、コンセプトは素晴らしいと思います。